地下街の住人

2007年04月18日

地下街の住人

きょうは「地下街の住人」のご紹介ですが、
その前に、ペパードくんの相手役の女優さんのことを。
まずは、レスリー・キャロンさん。
オードリー・ヘプバーンが舞台で演じた「ジジ」を映画で演じたのがこの人。
でも、似てない。
どっちかっていうとファニーフェイスの度合いがより強いです。
ときどきおサルっぽい表情をします。
「ファニー」の主演など、当時のアイドル女優だったようです。


地下街の住人


もうひとりは、ジャニス・ルールさん。
後年、ディーン・マーティンの脳天気スパイ映画「サイレンサー」シリーズにも登場。
オトナの女って感じです。
でも、いつも2番手か3番手。魅力もそれなりってことでしょうか。
スタイルもいいし美人だけど、どこか男らしい感じがします。
コワモテ。。。

そんな感じで、映画のご紹介です♪




地下街の住人


「地下街の住人」

1960年 アメリカ MGM映
画作品
レスリー・キャロン/ジョージ・ペパード/ジャニス・ルール/ロディ・マクドウェル
特別出演 カーメン・マックレー/アンドレ・プレヴィン/シェリー・マン
監督ロナルド・マクダガル
撮影ジョセフ・ルッテンバーグ


地下街の住人


1950年代の終わりから1960年はじめにかけて、
若者文化の中心的な流れだったという、ビートニックを扱った青春映画。


地下街の住人


自暴自棄な若者達の生態を赤裸々に描いた問題作らしい。
まさか本気でペパードくんを、第2のジェームス・ディーンに
育てるつもりだったのだろうか?
「肉体の遺産」に続いての悩める青年役。


地下街の住人

でもねー。

ペパードくんとジミー・ディーンの根本的な違いは、
物欲しそうな顔です。
もちろんディーンの方が、物欲しそうな顔。
ペパードくんには、そういう訴えかけてくる切実さや、幼さが無いのです。


地下街の住人


愛されたい、キャラクターではなくて、あくまでも一途な愛したいキャラクター。
ぼくがプロデューサーだったら、
ヒッチコックの映画で、ヒーローを演じさせましたね。(バカな事いってるよね。)



Posted by barzak at 14:25│Comments(0)
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